【スーパーリーグ】ズルズキンのブレイクポイントとパーティ!対人戦(PVP)の立ち回りと注意点!【ポケモンGO(GBL)】
ズルズキン Scrafty |
|
---|---|
タイプ | 格闘&悪 |
SCP | 1612 |
CP | 1500 |
攻撃 | 109.96 |
防御 | 155.15 |
HP | 120 |
理想個体値 | 0-8-15(Lv.25.5) |
目次
ズルズキンの対戦動画(その1)
よかったらチャンネル登録お願いします♪
スーパーリーグでの長所と短所
長所
格闘&悪という珍しいタイプで、弱点がフェアリー・格闘・飛行しかありません。派手な見た目とは異なり、意外に耐久力があるため「等倍」以上の殴り合いでは、じっくり腰を据えて殴りあうことが可能です。通常技の「カウンター」は威力があり、ゲージ技の「グロウパンチ」や「アシッドボム」との相性も良く、腰を据えて殴り合う対面では力を発揮します。
また、もうひとつのゲージ技の「イカサマ」は、ゲージ消費量が低いわりに威力があり、タイプ一致で撃つことができるため強力な武器になります。「グロウパンチ」や「アシッドボム」でバフやデバフをかけた状態であれば、更に威力が増すため積めば積むほど有利になりますし、ズルズキンのゲージ技は軽い技ばかりなので「グロウパンチ」や「アシッドボム」はブラフとしても使え、相手に大きなプレッシャーを与えることができます。
更に「かみなりパンチ」を習得したことによって、苦手な飛行ポケモンに打点を持てるようになったのも大きいですね。
短所
格闘技と悪技に耐性のあるフェアリーポケモンには手も足も出ません。相手のフェアリー技も2重弱点なので、あっと言う間に溶かされてしまいます。
また、ズルズキンは「グロウパンチ」や「アシッドボム」を積んで、「カウンター」や「かみなりパンチ」「イカサマ」でダメージを取っていくポケモンのため、対面の前半ではあまりダメージを出すことができないというデメリットもあります。
積んでしまえば強いズルズキンですが、積んでいる間に相手がズルズキンに強いポケモンに引いた場合、こちらも引かざるを負えない状況になるため、相手をロックしている状態など、積んでいくタイミングも重要になります。
主な立ち回り
タイプ一致で優秀な通常技「カウンター」とゲージ技の「イカサマ」「かみなりパンチ」でダメージを取っていくのが基本のバトルスタイルです。「グロウパンチ」と「アシッドボム」はバフやデバフ効果はありますが、技の威力自体は高くないため、あくまで補助としての技になります。
とはいえ「グロウパンチ」も2~3回積むことができれば、ある程度強力な武器にはなりますが、最低でも「等倍」以上の相手でないと複数回積むのは難しいので、相手をロックして戦うようにしましょう。
因みに、スーパーリーグ1位の個体は「攻撃0・防御8・HP15(PL25.5)」になります。最近ではイベントごとに野生脇もするようになったので、厳選難易度はやや高いくらいです。
ズルズキンは格闘&悪ポケモンなので、エスパーポケモンやゴーストポケモンにはわりと強気に出ることができます。格闘ポケモンでこれらのタイプとそこそこ戦えるポケモンは珍しいため重宝します。とはいえ、ゴーストポケモンには、こちらの「カウンター」のとおりが悪いため「イカサマ」か「かみなりパンチ」を当てるしか打点はないので、圧倒的に強く出れるという感じではなく、場に出たタイミングや相手の立ち回り次第では負けてしまうこともあります。ただし、ブラッキーのような悪ポケモンには通常の格闘ポケモンよりも圧倒的に有利になるので、悪ポケモンをロックすることができたら、起点を作りつつ様子を見ながら戦うようにしましょう。
ズルズキンの覚える技と特徴
技1(通常技)
技名 タイプ | 威力 DPT | 時間 ターン | 増量 EPT | 備考 |
---|---|---|---|---|
カウンター 格闘 | 9.6 4.80 | 1.0秒 2ターン | 7 3.50 | |
バークアウト 悪 | 6 2.00 | 1.5秒 3ターン | 13 4.33 |
※DPT 「1ターン毎に相手に与えることができるダメージ量」高いほど多くのダメージを与える
※EPT 「1ターン毎に貯められるゲージの増加量」ゲージ増加量の効率の良さを表している
●カウンター(格闘)
タイプ一致で環境的にも通りやすく、ゲージ増量も優れているためおすすめです。ズルズキンのメインウェポンなので必ず覚えさせておきましょう。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●バークアウト(悪:タイプ一致)
チャージ技としての効率は良いのですが、ズルズキンはダメージの出る技のバリエーションが少ないため、おすすめしません。ズルズキンを悪ポケモンとして使うのであれば、他に優れた悪ポケモンが多くいるので、あえてこの技を採用する理由はないと思います。
●効果ばつぐん エスパー・ゴースト
●効果いまひとつ 格闘・悪・フェアリー
技2(ゲージ技)
技名 タイプ | 威力 DPE | 消費 | 備考 |
---|---|---|---|
アシッドボム 毒 | 20 0.44 | 45 | 敵・防↓↓ 100% |
グロウパンチ 格闘 | 24 0.69 | 35 | 自・攻↑ 100% |
イカサマ 悪 | 84 1.87 | 45 | |
かみなりパンチ 電気 | 55 1.38 | 40 |
※DPE 「威力÷ゲージ消費で算出されたゲージ1あたりの威力地」技2の威力の効率の良さを表す。
●アシッドボム*(毒)
相手の防御力を確定で2段階落とすことができるため、サポート技として優秀です。ズルズキンはバフやデバフをかけて「カウンター」と「イカサマ」「かみなりパンチ」で攻めるタイプのポケモンなので相性も良い技です。確実に相手をロックして戦うことを意識している場合は採用の余地はあります。
●効果ばつぐん 草・フェアリー
●効果いまひとつ 毒・地面・岩・ゴースト・鋼(二重耐性)
※100%の確立で敵の防御力を1段階下げる
●グロウパンチ*(格闘:タイプ一致)
自分の攻撃力を確定で1段階上げることができるため、サポート技として優秀です。ズルズキンはバフやデバフをかけて「カウンター」と「イカサマ」「かみなりパンチ」で攻めるタイプのポケモンなので相性も良い技です。もうひとつのサポート技「アシッドボム」より軽く威力があり、タイプ一致で撃てるため、こちらのサポート技を採用している人の方が多いです。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
※100%の確立で自身の攻撃力を1段階上げる
●イカサマ(悪)
ゲージ消費量が軽く、その割には威力もそこそこありタイプ一致で撃てるため、ズルズキンのメインウェポンになります。ゲージ技でダメージを出せる技はこれしかないので、特別な理由があるとき以外は採用をおすすめします。
●効果ばつぐん エスパー・ゴースト
●効果いまひとつ 格闘・悪・フェアリー
●かみなりパンチ(電気)
苦手な飛行ポケモンに打点が持てるようになりました。積んだ状態であれば威力が期待できますが、もともとの威力は低いため、あくまでサブウェポンになります。
●効果ばつぐん 水・飛行
●効果いまひとつ 電気・草・地面(二重耐性)・ドラゴン
ゲージ技のタイミング
技名 | カウンター | バークアウト |
---|---|---|
アシッドボム | 7-6-7-6-7 | 4-3-4-3-4 |
グロウパンチ | 5-5-5-5-5 | 3-3-3-2-3 |
イカサマ | 7-6-7-6-7 | 4-3-4-3-4 |
かみなりパンチ | 6-6-6-5-6 | 4-3-3-3-3 |
ズルズキンが使えるサポート技は「グロウパンチ」と「アシッドボム」の2つですが、軽くてタイプ一致で撃てる「グロウパンチ」の方がやや人気があります。基本的にズルズキンのターゲットは鋼ポケモンや悪ポケモンになるので、そういった意味でも弱点を突ける格闘技の「グロウパンチ」の採用が多くなっていますが、通常技の「カウンター」でダメージを取ることだけを考えたら、2段階のデバフ効果の「アシッドボム」の方が効率は良くなります。私自身、以前に「グロウパンチ」&「アシッドボム」のズルズキンと当たったことがあり結構苦戦したのを覚えています。悪技を切って「カウンター」のみで削るタイプの珍しいタイプのズルズキンでしたが、そういった面白い技構成もパーティ構成次第では良いバトルができるかもしれませんね。
ダメージ倍率とタイプ相性
倍率 | タイプ |
×2.56 | フェアリー |
×1.6 | 格闘 飛行 |
×0.63 | エスパー 岩 ゴースト |
×0.39 | 悪 |
×0.24 |
ズルズキンは相手をロックし、バフやデバフを使って殴り合うスタイルのポケモンです。そのため、タイプ相性に関しては他のポケモンよりも敏感に動く必要があります。得意なポケモンをロックできた場合は、圧倒的に有利になりますが、逆に苦手なポケモンにロックされてしまった場合はきついバトルを強いられます。特にフェアリーポケモンには全く打点がないので、絶対にバトルは避けるようにしましょう。
注意が必要な対面
意外ですがカイリキーとの殴り合いは五分です。相手の「カウンター」が「効果ばつぐん」、こちらの「カウンター」は「等倍」になるのですが、カイリキーの耐久力の低さと「グロウパンチ」の積み上げ効果のおかげでドローに持ち込むことが可能です。
ただし、相手がシャドウカイリキーだった場合は負けてしまいますし、攻撃の実数値の差でこちらが先にシールドを使わされる展開になるため分は悪いです。
突っ張るにしろ「グロウパンチ」を積んで五分という対面なので、どうしてもバトルをしなければいけない時以外のバトルは避けるのが無難です。
ズルズキンのブレイクポイント
ズルズキンのブレイクポイントでめぼしいのは下記のような個体ですね。
ギリギリですがズルズキンに勝つことができます。また、ヤルキモノにも有利になり、少しですがHPも多く残して勝ち切れます。
もし、この他に対面をひっくり返したり、複数のポケモンに圧倒的に有利になるブレイク個体をご存知の方がいたら、ぜひ、コメントなどで教えてくださると助かります。
ズルズキンのおすすめパーティー
ニドクイン・ズルズキン・ブラッキー
対面性能の高いニドクインを初手に、出し負けたらブラッキーに引いて、フェアリーや格闘を釣って残りの2匹でなんやかんやする構築です。いわゆるギミックパーティですが有名な構築ですね。
毒ポケモンと悪ポケモンは相性補間が良いのでよく組まれています。引き先のブラッキーは耐久力が高く、技の回転も速いので、追われてしまっても対面次第ではシールドアドが期待できます。ニドクインとズルズキンがデバフ&バフ技持ちなので、その辺も上手に織り交ぜながら戦っていきましょう。
ただし、全体を通してコノヨザルが重めなので、コノヨザルと戦えるポケモンを裏にいれるのもありだと思います。
技構成は、ニドクイン(どくづき・どくどくのキバ・だいちのちから)、ズルズキン(カウンター・グロウパンチ・イカサマ)、ブラッキー(バークアウト・イカサマ・とっておき)
ズルズキンは意外に耐久力があるポケモンです。弱点さえ突かれていなければ、対等に渡り合えるポケモンが多く、バフ&デバフ技もあるため、足を止めて殴り合うことができれば非常に強いです。弱点も少なく、癖もない扱いやすいポケモンなので初心者にも向いています。ズルズキンはお互いに交換できない状況での殴り合いが得意なポケモンなので、使う際は弱点であるフェアリーポケモン・格闘ポケモン・飛行ポケモンにはロックされないよう注意しながら立ち回るようにしてください。
ズルズキンの対戦動画(その2)
よかったらチャンネル登録お願いします♪
最後にもうひとつ、ズルズキンを使った動画をあげておきます。
バトルの際の立ち回りの参考にしてください。あと、もし良かったら、このブログのブックマークとYouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします♪
今回の記事でお伝えした内容以外にも「こんな立ち回りがあるよ」だとか「このパーティが良いよ」などがある場合は、コメント欄で教えてくださると助かります。精査して加筆して行こうと思いますので、よろしくお願いします。