【スーパーリーグ】ヤルキモノのブレイクポイントとパーティ!対人戦(PVP)の立ち回りと注意点!【ポケモンGO(GBL)】
ヤルキモノ Vigoroth |
|
---|---|
タイプ | ノーマル |
SCP | 1559 |
CP | 1499 |
攻撃 | 115.1 |
防御 | 115.1 |
HP | 147 |
理想個体値 | 1-15-15(Lv.29) |
目次
ヤルキモノの対戦動画(その1)
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スーパーリーグでの長所と短所
長所
ノーマル単タイプのため弱点が突かれにくく、格闘技でしか「効果ばつぐん」を取られません。その結果、決して耐久力に優れたポケモンではないのですが、相手の技が強力でなければ、程良い感じで耐えてくれるという一面があります。
また、技性能が優れており、チャージ性能&ダメージ効率のどちらもトップクラスの通常技「カウンター」、そして、消費ゲージが35でタイプ一致で強力な「のしかかり」を高回転で撃つことができるため、相手のポケモンにもしっかりとダメージを与えることができます。ノーマル技の「のしかかり」は弱点を突けるタイプはないものの、ほとんどの相手に「等倍」でダメージが入るため、頼れる武器になります。
耐性・技性能・回転力の3つを主軸に「等倍」での殴り合いであれば、五分以上に渡り合える相手が多いのがヤルキモノの長所です。
短所
ヤルキモノは「カウンター」と「のしかかり」を武器に戦うポケモンのため、その両方が効かないゴーストポケモンとの相性はあまり良くありません。相手のゴースト技を二重耐性で受けられるメリットはありますが、相手もヤルキモノの攻撃のほとんどを受け流すことができるため、ガチンコで殴り合うと不利なことが多いです。サブウェポンの「じならし」はゲージ消費が60と多いわりに性能がいまひとつなため、最終的には競り負けることが多いです。
また、ノーマルタイプなので、優れた耐性を持ってはいますが、決して撃たれ強いわけではないので、相手の技が強力な場合は押し負けてしまいます。具体的には「りゅうのいぶき」や弱点の「カウンター」などですね。更にゲージ技もある程度強力な技を喰らうと大ダメージを受けてしまうので、シールドが重要になります。必須とまではいいませんが、シールドがないと「自身の長所を引き出す前にやられてしまう不利な対面も多い」ので注意しましょう。
主な立ち回り
チャージ効率とダメージ効率の良い「カウンター」とタイプ一致で回転の速い「のしかかり」でゴリゴリ押しながら戦うのが、ヤルキモノのバトルスタイルです。耐性が優れているので、通常技で相手に弱点を突かれていなければ、シールドを駆使しつつゴリ押すことも可能です。なので、初手で出しても、引き先で出しても、最後の切り札として出しても、それなりに押すことができます。ただし、前述したとおりシールドで防ぎながら、耐性と技を武器に押していくのがポイントのポケモンになるため、ヤルキモノを活躍させたい場合は、最低でもシールドを1枚は残すようにしましょう。
スーパーリーグ1位の個体は「攻撃1、防御15、HP15(PL29)」です、野生での出現はさほど多くはないですが、イベントによってはわりと湧くタイプのポケモンなので、ゲットはしやすいと思います。。
ヤルキモノは耐性と技が非常に優れているため、相手よりも少し先に出して起点を作っておくとゴリ押ししやすいポケモンです。もちろん、格闘ポケモンや一部のゴーストポケモンに追われてしまった場合は不利になりますが、それ以外のポケモンが相手であればシールドアドを取ったり、対面をひっくり返したり、ワンチャン作りやすいポケモンです。相手がヤルキモノへ対処できるポケモンを持ち合わせていない場合は、結構刺さるポケモンなので、せひ育てておきましょう。
ヤルキモノの覚える技と特徴
技1(通常技)
技名 タイプ | 威力 DPT | 時間 ターン | 増量 EPT | 備考 |
---|---|---|---|---|
ひっかく ノーマル | 4.8 4.8 | 1.0秒 2ターン | 2 2 | |
カウンター 格闘 | 8 4 | 1.0秒 2ターン | 7 3.5 |
※DPT 「1ターン毎に相手に与えることができるダメージ量」高いほど多くのダメージを与える
※EPT 「1ターン毎に貯められるゲージの増加量」ゲージ増加量の効率の良さを表している
●ひっかく(ノーマル:タイプ一致)
弱点を付ける相手もいないですし、技自体の性能もいまいちなので不採用で良いと思います。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
●カウンター(格闘)
チャージ効率、威力共に優れた技です。通常技の中でも1~2を争うほど優秀な技ですし、ヤルキモノのメインウェポンのひとつなので、こちらの採用をおすすめします。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
技2(ゲージ技)
技名 タイプ | 威力 DPE | 消費 | 備考 |
---|---|---|---|
のしかかり ノーマル | 60 1.72 | 35 | |
じならし 地面 | 80 1.33 | 60 | |
かわらわり 格闘 | 40 1.14 | 35 |
※DPE 「威力÷ゲージ消費で算出されたゲージ1あたりの威力地」技2の威力の効率の良さを表す。
●のしかかり(ノーマル:タイプ一致)
回転力も速く、威力もそこそこある上、タイプ一致で撃てるためおすすめです。通常技の「カウンター」との相性も良いので、必ず覚えさせておきましょう。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
●じならし(地面)
技性能はいまいちですが、環境に刺さりやすいのでサブウェポンとして覚えさせておきましょう。
●効果ばつぐん 草・フェアリー
●効果いまひとつ 毒・地面・岩・ゴースト・鋼(二重耐性)
●かわらわり(格闘)
技性能がいまいちですし、同じゲージ消費量で撃てる「のしかかり」の方が、圧倒的にダメージ効率が良いので、あえて覚えさせる必要はありません。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
ゲージ技のタイミング
技名 | ひっかく | カウンター |
---|---|---|
のしかかり | 18-17-18-17-18 | 5-5-5-5-5 |
じならし | 30-30-30-30-30 | 9-9-8-9-8 |
かわらわり | 18-17-18-17-18 | 5-5-5-5-5 |
ヤルキモノは「カウンターとのしかかりが全て」と言っても過言ではないポケモンです。もちろん、その2つが効かないゴーストポケモンには「じならし」でダメージを奪いにいくこともありますが、技性能がいまいちなので、場合によっては「のしかかり」を撃って時間を稼ぐなどの立ち回りの方が良い場合もあったりします。尚、もうひとつのゲージ技「かわらわり」は、相手の弱点を突いていても「のしかかり」の方がダメージが入るので、覚えさせる必要はありません。
ダメージ倍率とタイプ相性
倍率 | タイプ |
×2.56 | |
×1.6 | 格闘 |
×0.63 | |
×0.39 | ゴースト |
×0.24 |
ヤルキモノはシールドを駆使しつつ、技性能と回転力を武器にゴリ押しするタイプのポケモンです。場に出たタイミングによっては、初手対面ならば負けてしまうポケモンに追われてしまっても、突破することができため、非常にまくり筋を作りやすいポケモンです。
基本的に有利な対面
格闘技が効きやすいガラルマッギョ・レジスチルなどの鋼ポケモン、ノコッチ・ベロリンガなどのノーマルポケモン、ドラピオン・タチフサグマなどの悪ポケモン、トドゼルガなどの氷ポケモンには有利です。また、マリルリからも、その回転力を武器にゴリ押しで勝つことができます。
その他の細かい対面だと、エアームド・ランターン(スパーク採用)・ハクリューなどからも対面を奪うことができます。
基本的に不利な対面
格闘技で弱点を突かれてしまうため、チャーレム・カイリキー・ドクロッグなどのカウンター族には不利です。また、こちらの「カウンター」のとおりが悪いためニドクイン・ゴルバットなどの毒ポケモン、アローラガラガラ・ヤミラミ・オーロットなどのゴーストポケモンにも勝てません。
その他の細かい対面だと、ウツボット・フシギバナ・ワタッコ・デンチュラ・チルタリスにも負けてしまいます。ただし、チルタリスには相手の個体値によっては勝てることもあります。
注意が必要な対面
ランターンとの対面は、相手のランターンがスパーク型の場合は勝つことができますが、みずでっぽう型の場合は負けてしまいます。
また、チルタリスとの対面では相手のHPが139以下の場合はギリギリ競り勝つことができるため、実質的には有利です。HP140以上のチルタリスは、全4096通りのうち163通りしかいないため、ほとんどの場合は勝つことができます。ただし、あくまでシミュレーション上での結果なので、実際の結果は運次第だと思います。
ヤルキモノのブレイクポイント
ヤルキモノのブレイクポイントでめぼしいのは、上記のような個体ですね。上記のような個体であれば、ヤミラミを追いつめることができるようになります。
また、ゴルバット&シャドウゴルバットにもダメージを与えられるようになるので、悪くないブレイクポイントだと思います。
とはいえ、これらのポケモンにブレイクした分、プクリンからの被ダメが多くなったりなど、デメリットもあるので、このブレイクポイントを採用する場合は、ターゲットを定めた上で、他の人気のポケモンとの対面を調べてから採用した方が良いと思います。
この他に何か大きく対面をひっくり返したり、複数のポケモンに圧倒的に有利になるブレイク個体をご存知の方がいたら、コメントなどで教えてくださると助かります。
ヤルキモノのおすすめパーティー
チルタリス・ヤルキモノ・レジスチル
有象無象に対処でき、対面性能の高いチルタリスを初手に置き、出し負けた際は捲くり性能の高いヤルキモノに引きます。ヤルキモノの弱点を突けるタイプは格闘ポケモンしかいないため、追いかけてきたポケモンをチルタリスで処理し、最後はレジスチルを通す感じです。
相手の初手ポケモン次第では、出し負けはレジスチルに引いて、同じように格闘ポケモン、或いは地面ポケモンを釣り、チルタリスやヤルキモノで処理するという立ち回りもありです。
技構成は、チルタリス(りゅうのいぶき・ゴッドバード・ムーンフォース)、ヤルキモノ(カウンター・のしかかり・じならし)、レジスチル(ロックオン・きあいだま・でんじほう)です。
ヤルキモノは捲くり性能が高いため、紹介した構築以外にもいろいろな構築に使えます。自身のパーティ構成次第ですが、困ったらとりあえずヤルキモノを入れておけば、なんやかんやしてくれることが多いです。仮に格闘ポケモンに追われてしまったとしても、わりと「のしかかり」でダメージが取れるため、裏のポケモンで釣れたポケモンを圧倒できるのであれば、問題ないことも多いです。耐性・技構成・回転力が優秀なヤルキモノならではの活躍ができるので、いろいろ試して新たな構築を開発してみてくださいね。
ヤルキモノの対戦動画(その2)
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最後にもうひとつ、ヤルキモノを使った動画をあげておきます。
バトルの際の立ち回りの参考にしてください。あと、もし良かったら、このブログのブックマークとYouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします♪
今回の記事でお伝えした内容以外にも「こんな立ち回りがあるよ」だとか「このパーティが良いよ」などがある場合は、コメント欄で教えてくださると助かります。精査して加筆して行こうと思いますので、よろしくお願いします。