【ハイパーリーグ】ズルズキンのブレイクポイントとパーティ!対人戦(PVP)の立ち回りと注意点!【ポケモンGO(GBL)】
ズルズキン Scrafty |
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タイプ | 格闘&悪 |
SCP | 2651 |
CP | 2494 |
攻撃 | 143.7 |
防御 | 200.34 |
HP | 150 |
理想個体値 | 7-15-15(Lv.51) |
目次
ズルズキンの対戦動画(その1)
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ハイパーリーグでの長所と短所
長所
格闘&悪という珍しいタイプで、弱点がフェアリー・格闘・飛行しかありません。ハイパーリーグの環境は、スーパーリーグの環境よりも悪技のとおりが良いため、ズルズキンが刺さりやすいというのも大きいです。また、派手な見た目とは異なり、意外に耐久力があるため「等倍」以上の殴り合いではじっくり腰を据えて殴りあうことが可能です。
通常技の「カウンター」は威力があり、ゲージ技の「グロウパンチ」や「アシッドボム」との相性も良く、腰を据えて殴り合う対面では力を発揮します。もうひとつのゲージ技の「イカサマ」は、ゲージ消費量が低いわりに威力があり、タイプ一致で撃つことができるため強力な武器になります。
ゲージ技の「グロウパンチ」や「アシッドボム」でバフやデバフをかけた状態であれば、更に威力が増すため積めば積むほど有利になりますし、ズルズキンのゲージ技は軽い技ばかりなので「グロウパンチ」や「アシッドボム」はブラフとしても使えるため、相手に大きなプレッシャーを与えることができます。
更に「かみなりパンチ」を習得したことによって、苦手な飛行ポケモンに打点を持てるようになったのも大きいですね。
短所
格闘技と悪技に耐性のあるフェアリーポケモンには手も足も出ません。相手のフェアリー技も2重弱点なので、あっと言う間に溶かされてしまいます。ハイパーリーグの環境は、スーパーリーグの環境よりもフェアリーポケモンの出現が多く、ロックされてしまうと勝ち目はありません。
また、フェアリーポケモンではないですが、環境トップのクレセリアも「ムーンフォース」を撃つことができますし、対面では有利ですが、レジスチルなども「きあいだま」を撃つことができるため、喰らってしまうと致命傷になってしまいます。更に、ズルズキンは「グロウパンチ」や「アシッドボム」を積んで、「カウンター」や「イカサマ」「かみなりパンチ」でダメージを取っていくポケモンのため、対面の前半ではあまりダメージを出すことができないというデメリットもあります。
積んでしまえば強いズルズキンですが、積んでいる間に相手がズルズキンに強いポケモンに引いた場合、こちらも引かざるを負えない状況になるため、積んでいくタイミングも重要になります。
主な立ち回り
タイプ一致で優秀な通常技「カウンター」とゲージ技の「イカサマ」でダメージを取っていくのが基本のバトルスタイルです。「グロウパンチ」と「アシッドボム」はバフやデバフ効果はありますが、技の威力自体は高くないため、あくまで補助としての技になります。
ただし、ゲージ技の「イカサマ」は相手のとっても脅威なので、ブラフとして「グロウパンチ」や「アシッドボム」を使うことがで力を発揮できすることができます。
因みに、ハイパーリーグ1位の個体は「攻撃7-防御15-HP15(PL51)」になります。卵産ではゲットできない個体のため、値を鈍らせる必要があります。
ズルズキンは格闘&悪ポケモンなので、エスパーポケモンやゴーストポケモンにはわりと強気に出ることができます。とはいえ、オーロット・ギラティナといったゴーストポケモンには、こちらの「カウンター」のとおりが悪いため「イカサマ」を当てるしか打点がありません。なので、圧倒的に強く出れるという感じではなく、場に出たタイミングや相手の立ち回り次第では負けてしまうこともあります。ただし、ブラッキーのような悪ポケモンには通常の格闘ポケモンよりも有利になるので、悪ポケモンをロックすることができた場合は、起点を作りつつ様子を見ながら戦うようにしましょう。
ズルズキンの覚える技と特徴
技1(通常技)
技名 タイプ | 威力 DPT | 時間 ターン | 増量 EPT | 備考 |
---|---|---|---|---|
カウンター 格闘 | 9.6 4.80 | 1.0秒 2ターン | 7 3.50 | |
バークアウト 悪 | 6 2.00 | 1.5秒 3ターン | 13 4.33 |
※DPT 「1ターン毎に相手に与えることができるダメージ量」高いほど多くのダメージを与える
※EPT 「1ターン毎に貯められるゲージの増加量」ゲージ増加量の効率の良さを表している
●カウンター(格闘)
タイプ一致で環境的にも通りやすく、ゲージ増量も優れているためおすすめです。ズルズキンのメインウェポンなので必ず覚えさせておきましょう。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●バークアウト(悪:タイプ一致)
チャージ技としての効率は良いのですが、ズルズキンはダメージの出る技のバリエーションが少ないため、おすすめしません。ズルズキンを悪ポケモンとして使うのであれば、他に優れた悪ポケモンが多くいるので、あえてこの技を採用する理由はないと思います。
●効果ばつぐん エスパー・ゴースト
●効果いまひとつ 格闘・悪・フェアリー
技2(ゲージ技)
技名 タイプ | 威力 DPE | 消費 | 備考 |
---|---|---|---|
アシッドボム 毒 | 20 0.44 | 45 | 敵・防↓↓ 100% |
グロウパンチ 格闘 | 24 0.69 | 35 | 自・攻↑ 100% |
イカサマ 悪 | 84 1.87 | 45 | |
かみなりパンチ 電気 | 55 1.38 | 40 |
※DPE 「威力÷ゲージ消費で算出されたゲージ1あたりの威力地」技2の威力の効率の良さを表す。
●アシッドボム*(毒)
相手の防御力を確定で2段階落とすことができるため、サポート技として優秀です。ズルズキンはバフやデバフをかけて「カウンター」と「イカサマ」「かみなりパンチ」で攻めるタイプのポケモンなので相性も良い技です。確実に相手をロックして戦うことを意識している場合は採用の余地はあります。
●効果ばつぐん 草・フェアリー
●効果いまひとつ 毒・地面・岩・ゴースト・鋼(二重耐性)
※100%の確立で敵の防御力を1段階下げる
●グロウパンチ*(格闘:タイプ一致)
自分の攻撃力を確定で1段階上げることができるため、サポート技として優秀です。ズルズキンはバフやデバフをかけて「カウンター」と「イカサマ」「かみなりパンチ」で攻めるタイプのポケモンなので相性も良い技です。もうひとつのサポート技「アシッドボム」より軽く威力があり、タイプ一致で撃てるため、こちらのサポート技を採用している人の方が多いです。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
※100%の確立で自身の攻撃力を1段階上げる
●イカサマ(悪)
ゲージ消費量が軽く、その割には威力もそこそこありタイプ一致で撃てるため、ズルズキンのメインウェポンになります。ゲージ技でダメージを出せる技はこれしかないので、特別な理由があるとき以外は採用をおすすめします。
●効果ばつぐん エスパー・ゴースト
●効果いまひとつ 格闘・悪・フェアリー
●かみなりパンチ(電気)
苦手な飛行ポケモンに打点が持てるようになりました。積んだ状態であれば威力が期待できますが、もともとの威力は低いため、あくまでサブウェポンになります。
●効果ばつぐん 水・飛行
●効果いまひとつ 電気・草・地面(二重耐性)・ドラゴン
ゲージ技のタイミング
技名 | カウンター | バークアウト |
---|---|---|
アシッドボム | 7-6-7-6-7 | 4-3-4-3-4 |
グロウパンチ | 5-5-5-5-5 | 3-3-3-2-3 |
イカサマ | 7-6-7-6-7 | 4-3-4-3-4 |
かみなりパンチ | 6-6-6-5-6 | 4-3-3-3-3 |
ズルズキンが使えるサポート技は「グロウパンチ」と「アシッドボム」の2つですが、軽くてタイプ一致で撃てる「グロウパンチ」の方がやや人気があります。ハイパーリーグでズルズキンのターゲットになるポケモンは、鋼ポケモンや悪ポケモンやゴーストポケモンになるので、そういった意味でもゴーストポケモン以外に弱点を突ける格闘技の「グロウパンチ」の採用がおすすめです。
ダメージ倍率とタイプ相性
倍率 | タイプ |
×2.56 | フェアリー |
×1.6 | 格闘 飛行 |
×0.63 | エスパー 岩 ゴースト |
×0.39 | 悪 |
×0.24 |
ハイパーリーグでのズルズキンは、相手に「イカサマ」を当てることがポイントになることが多いです。というのも、格闘技の「カウンター」や「グロウパンチ」は、ハイパーリーグで主流のギラティナ・オーロット・クレセリア・ファイアローなどのポケモン達には効かないため、「イカサマ」を当てる以外に打点がありません。なので、上手くブラフを織り交ぜながら戦う必要があります。これだけ聞くと、ズルズキンは弱いポケモンに思えますが、相手もこちらの打点のある技を撃つ必要があるため、五分の戦いができます。
注意が必要な対面
意外ですが「アシッドボム&かみなりパンチ」の採用で、カプ・レヒレとの対面では勝つことができるみたいです。シミュレーション上の結果なので、にわかには信じづらいですが、相手の「しぜんのいかり」さえ防ぐことができれば可能性はあります。3回飛んでくる技のうち、ブラフに騙されずに防ぐことができれば勝ちです。
ズルズキンのブレイクポイント
サクッと調べてみましたが、ズルズキンのブレイクポイントは、これと言ってめぼしいのはありませんでした。もし、何か対面をひっくり返したり、複数のポケモンに圧倒的に有利になるブレイク個体をご存知の方がいたら、コメントなどで教えてくださると助かります。
ズルズキンのおすすめパーティー
ギラティナ・ズルズキン・ガラルマッギョ
対面性能の高いギラティナを初手に突っ張るパーティです。出し負けの際は基本的にガラルマッギョに引きますが、相手の初手が「あまえる族」だった場合は裏も厳しいので、ギラティナで突っ張る必要があります。
シャドークロー型なので、ある程度は抗うことができるので、死に出しのガラルマッギョで倒して、シールドはズルズキンに預けて積んでいきましょう
きつい出し負け以外は捲くり筋を作れますし、有利な対面の時はとことん有利に立ち回れる構築なので、何度かトライして立ち回りを固めてみてください。
技構成は、ギラティナ(シャドークロー・ドラゴンクロー・かげうち)、ズルズキン(カウンター・グロウパンチ・イカサマ)、ガラルマッギョ(マッドショット・いわなだれ・じしん)
ズルズキン・クレセリア・ファイアロー
対面性能の高いズルズキンを初手に、あまえる族に出し負けたらクレセリアに引いて耐えながら戦います。基本的にエースはファイアローですが、相手の構築次第では積んだズルズキンになります。裏の2匹があまえる族には強気に出れるので、先ほどの構築よりは初心者向きです。
技構成は、ズルズキン(カウンター・グロウパンチ・イカサマ)、クレセリア(サイコカッター・くさむすび・ムーンフォース or みらいよち)、ファイアロー(やきつくす・ニトロチャージ・ブレイブバード)
ズルズキンはフェアリーポケモンに弱いという短所はありますが、シールドを持たせて積んでいけば無類の強さを発揮できるポケモンです。というのもゲージ技の「イカサマ」は環境に多い、ゴーストポケモン・エスパーポケモンへのとおりが良く、通常技の「カウンター」も環境に多い、鋼ポケモンへ刺さるため、この両方を見ることができるからです。とはいえ、ズルズキンがその強さを発揮するためには「グロウパンチ」を積む必要がありますし、刺さりやすい技構成をしている代わりに、こちらも相手からの弱点を突かれやすいため、シールドが必須になります。サイクルを回して上手に敵のフェアリー技や格闘技をかわして、隙を見つけてチャンスを作っていってくださいね。
ズルズキンの対戦動画(その2)
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最後にもうひとつ、ズルズキンを使った動画をあげておきます。
バトルの際の立ち回りの参考にしてください。あと、もし良かったら、このブログのブックマークとYouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします♪
今回の記事でお伝えした内容以外にも「こんな立ち回りがあるよ」だとか「このパーティが良いよ」などがある場合は、コメント欄で教えてくださると助かります。精査して加筆して行こうと思いますので、よろしくお願いします。