【ハイパーリーグ】カイリキーのブレイクポイントとパーティ!対人戦(PVP)の立ち回りと注意点!【ポケモンGO(GBL)】
カイリキー Machamp |
|
---|---|
タイプ | 格闘タイプ |
SCP | 2354 |
攻撃 | 172.64 |
防御 | 128.37 |
HP | 163 |
理想個体値 | 0-15-14(Lv.31) |
目次
カイリキーの対戦動画(その1)
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ハイパーリーグでの長所と短所
長所
通常技の中で最も優れた技「カウンター」を覚えることができます。そんな「カウンター」をタイプ一致で撃つことができる上、カイリキー自身の攻撃力も高いので「効果ばつぐん」の相手はもちろん、「等倍」の相手にも効率的にダメージを与えることができます。
また、通常技だけでなく、ゲージ技も優れており、タイプ一致の「クロスチョップ」「ばくれつパンチ」「インファイト」から、役割破壊技(苦手なタイプにダメージを与えられる技)の「いわなだれ」「しっぺがえし」なども覚えることができます。見れるポケモンの幅が広いのはポイント高いですね。火力面と技性能的には申し分のないポケモンと言えるでしょう。
短所
攻撃寄りなポケモンのため、耐久力が低いのが短所です。なので、基本的にはシールドを持たせて戦うポケモンになりますが、高火力の通常技で押されたり、弱点を突かれていなければ、シールドなしでもある程度は戦えます。その辺が他の紙耐久のポケモンとは異なっており、軽めのゲージ技であれば、受けれる可能性は高いです。なので、あまり火力の高くないポケモンと対面させたいですね。
主な立ち回り
タイプ相性上有利な相手に対しては、圧倒的に押し勝つことができるので、有利な対面を作って、起点にしながら倒し切り、貯めたゲージで裏のポケモンも見ていく立ち回りがおすすめです。技範囲が広いので、ゲージを貯めた状態ならば、役割破壊技で多少の不利対面も覆せるポテンシャルを持っています。なので、パーティのエースに据えてみるのも悪くないと思います。
また、タイプ一致のゲージ技も、威力は小さいながらも回転の速い「クロスチョップ」から、高火力なのに、そこそこの回転の速さで回せる「ばくれつパンチ」「インファイト」など多様な技を撃つことができます。なので、格闘技だけをとっても幅広い選択ができます。自分のパーティでの役割を考えて、技を選択していくと良いでしょう。
タイプ相性で有利な対面を作れたら、「カウンター」と「クロスチョップ」で相手を圧倒することができます。場合によっては「カウンター」のみでも、ある程度、相手のポケモンを削ることができるので、ゲージを温存して、裏のポケモンに「いわなだれ」などの役割破壊技をドンドン撃っていきましょう。また、基本的には「カウンター」「クロスチョップ」「いわなだれ」を採用しているトレーナーがほとんどなので、「クロスチョップ」の代わりに「ばくれつパンチ」や「インファイト」、あとは「いわなだれ」の代わりに「ストーンエッジ(レガシィ技)」を持たせることで、得意なポケモンはもちろんのこと、苦手なポケモンですら、ワンパンで倒せることもあります。自身のパーティ構成や倒していきたいポケモンなどを想定して、技を選ぶのがおすすめです。
カイリキーの覚える技と性能
技1(通常技)
技名 タイプ | 威力 DPT | 時間 ターン | 増量 EPT | 備考 |
---|---|---|---|---|
バレットパンチ 鋼 | 6 3 | 1.0秒 2ターン | 7 3.5 | |
カウンター 格闘 | 9.6 4.8 | 1.0秒 2ターン | 7 3.5 | |
からてチョップ 格闘 | 6 3 | 1.0秒 2ターン | 8 4 | レガシィ技 |
※DPT 「1ターン毎に相手に与えることができるダメージ量」高いほど多くのダメージを与える
※EPT 「1ターン毎に貯められるゲージの増加量」ゲージ増加量の効率の良さを表している
●バレットパンチ(鋼)
威力ゲージ増量共に並みの技ですが、決して弱い技ではありません。ただし、カイリキーの場合、「カウンター」が優秀すぎるので、採用している人は皆無です。この技を覚えさせることによって得られるメリットとしては、苦手なフェアリータイプに「効果はばつぐん」を取れるようにはなりますが、対面をひっくり返せるほどではないので、不採用で良いと思います。
●効果ばつぐん 氷・岩・フェアリー
●効果いまひとつ 炎・水・電気・鋼
●カウンター(格闘:タイプ一致)
現在実装されている全ての通常技の中で、最も威力とゲージ増量のバランスが良い技です。威力が高い上に、ゲージ増量も優れている技なので、カイリキーには「カウンター」以外を採用する理由が見当たりません。タイプ一致補正も上乗せされるので「カウンター」一択で良いでしょう。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●からてチョップ(格闘:タイプ一致)
ゲージ増量が上方修正されたので、ゲージ技の回転率を重視したい場合には、採用してみても良い技です。ですが、前述の「カウンター」でも、ゲージは十分に期待できるので、よほどの理由がない限り不採用で良いと思います。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
技2(ゲージ技)
技名 タイプ | 威力 DPE | 消費 | 備考 |
---|---|---|---|
ヘビーボンバー 鋼 | 70 1.4 | 50 | |
ばくれつパンチ 格闘 | 108 2.16 | 50 | |
インファイト 格闘 | 120 2.67 | 45 | 自・防御↓↓ 100% |
クロスチョップ 格闘 | 60 1.71 | 35 | |
いわなだれ 岩 | 65 1.44 | 45 | |
おんがえし ノーマル | 130 1.86 | 70 | リトレーン技 |
やつあたり ノーマル | 10 0.14 | 70 | シャドウ技 |
じごくぐるま 格闘 | 72 1.44 | 50 | レガシィ技 |
ストーンエッジ 岩 | 100 1.82 | 55 | レガシィ技 |
しっぺがえし 悪 | 110 0.83 | 60 | 限定技 |
※DPE 「威力÷ゲージ消費で算出されたゲージ1あたりの威力地」技2の威力の効率の良さを表す。
●ヘビーボンバー(鋼)
威力・消費ゲージ共に普通の技です。カイリキーの場合、他に優れた技をたくさん持っていますし、この技でワンパンできる相手はいないので、わざわざ覚えさせる必要はありません。役割破壊技を持たせるのであれば、他の技で良いでしょう。
●効果ばつぐん 氷・岩・フェアリー
●効果いまひとつ 炎・水・電気・鋼
●ばくれつパンチ(格闘:タイプ一致)
消費ゲージ50で、威力が108も出せるので、効率的には優れた技です。ただし、カイリキーにこの技を持たせた場合、相手も警戒してくるので、当たる可能性は高くありません。ですが、シールドを持っていない「等倍」以上の相手に当てることができれば、かなりの大ダメージを与えることができます。パーティ構成や見たい相手によっては、採用の余地はあります。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●インファイト*(格闘:タイプ一致)
消費ゲージ45で、威力が120はヤバい技ですね。当てることができれば大ダメージを期待できますが、自身の防御力が確定で二段階下がってしまうため、リスキーな技です。カイリキーは、ただでさえ耐久力が低いポケモンなので、使う場合にはそれなりの覚悟が必要です。仮に火力を求めるのであれば、前述の「ばくれつパンチ」を採用した方が無難です。とはいえ、カイリキーがいきなり「インファイト」を撃ってきたらビビるのは間違いなしですね。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●クロスチョップ(格闘:タイプ一致)
威力こそ60と低いですが、消費ゲージが35と軽い技なので、威力&ゲージ増量の優れた「カウンター」との相性は抜群です。また、小気味よく撃てるという点においても、耐久力の低いカイリキーにはぴったりなので、採用している人は多いです。ただし、一撃で相手を葬り去る破壊力はなく、相手視点でも一番分かりやすい技なので、受けるか受けないかを選択されやすい技とも言えます。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●いわなだれ(岩)
カイリキーの役割破壊技と言えば、これですね。消費ゲージ45・威力75は優れた技なので、耐久力が低く火力の高いカイリキーが持つにはちょうど良いと言えます。相手を一撃で葬り去るほどの破壊力はないですが「等倍」以上の相手には十分ダメージが期待できます。ゲージ増量の優れた「カウンター」との相性も抜群なので、採用率は高いです。
●効果ばつぐん 炎・氷・飛行・虫
●効果いまひとつ 格闘・地面・鋼
●おんがえし(ノーマル)
他に優れた技の多いカイリキーとっては、あまり必要がない技ですね。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
●やつあたり(ノーマル)
論外。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
●じごくぐるま(格闘:タイプ一致)
残念ながら「ばくれつパンチ」の完全下位互換です。
●効果ばつぐん ノーマル・氷・岩・悪・鋼
●効果いまひとつ 毒・飛行・エスパー・虫・ゴースト(二重耐性)・フェアリー
●ストーンエッジ(岩)
カイリキーの役割破壊技で「いわなだれ」と人気を二分する大技です。苦手な飛行タイプのポケモンを、ほぼ一撃で葬り去る破壊力があるため、「いわなだれ」ではなく「ストーンエッジ」を採用している人も一定数います。厄介なトゲキッスやカイリューといった飛行ポケモンを、ほぼワンパンできるので、ロマンはありますが、それ故に警戒されやすい技でもあります。ただし、確実にシールドを1枚は奪えることを考えると、こちらの採用も悪くないですね。
●効果ばつぐん 炎・氷・飛行・虫
●効果いまひとつ 格闘・地面・鋼
●しっぺがえし(悪)
これまで手も足も出なかった、エスパータイプやゴーストタイプに打点が持てます。威力も110もあり、ダメージも期待できますが、残念ながら、ギラティナやクレセリアといった、耐久力の高いエスパーポケモンを一撃で葬り去るほどの破壊力はありません。そういった意味では、もう一歩といった技なので、役割破壊技としては「しっぺがえし」ではなく、「いわなだれ」や「ストーンエッジ」の方が人気があります。
●効果ばつぐん エスパー・ゴースト
●効果いまひとつ 格闘・悪・フェアリー
カイリキーは攻撃力が高いので、相手のポケモンが「等倍」以上あれば、「カウンター」だけでもゴリゴリ削ることができます。なので、回転力を重視した「クロスチョップ」と「いわなだれ」を採用してる人が多いです。そういった意味では予想しやすいのですが、技範囲が広いため、ゲージを貯めて大技をチラつかせながら揺さぶりをかけることで、相手にシールドを強要することが可能です。技範囲の広さと「カウンター」の優秀なゲージ増量を武器にブラフを織り交ぜながら戦っていきましょう。
ダメージ倍率とタイプ相性
倍率 | タイプ |
×2.56 | |
×1.6 | 飛行 エスパー フェアリー |
×0.63 | 虫 岩 悪 |
×0.39 | |
×0.24 |
カイリキーの最大の長所は、優秀な技構成と火力、その攻撃力を活かして、シールドを駆使しながら、タイプ一致の格闘技と役割破壊技で押していくのが基本的な戦略です。タイプ相性で有利を取り、ゲージを貯めつつ相手を倒し切り、裏のポケモンに役割破壊技を撃っていく、そんな動きができるととても強いポケモンです。ですが、得意・不得意がはっきりしているため、タイプ相性で不利な相手にロックされるときついので、その点には注意して戦いましょう。
基本的に得意なポケモン
●氷タイプ
ユキノオーやラプラスといった氷ポケモンに一方的に強く出ることができます。シールドを1~2枚使わされますが、しっかりと起点づくりもできる相手なので、交代受けに注意しながら、慌てずに戦っていけば美味しい相手です。
●鋼タイプ
エンペルト・レジスチル・メルメタルなどはカモです。氷タイプのポケモンと同じく、起点づくりをしながら有利に立ち回れます。交代受けに注意しながら、余裕を持って戦っていきましょう。
●悪タイプ(悪技)・ノーマルタイプ
タチフサグマ・ブラッキー・カビゴンなども美味しい相手です。こちらも起点づくりをしながら戦うことができます。とはいえ、ブラッキーやカビゴンなどは耐久力が高く、「とっておき」や「のしかかり」などで反撃してくるので、あまり起点にし過ぎないように程よいタイミングでとどめを刺していってください。
●岩タイプ(岩技)
岩技や虫技で主体で攻めてくるイワパレスなどには耐性があるので有利です。イワパレスは岩&虫タイプなので、こちらの格闘技も「等倍」になりますが、火力と回転力で圧倒的に有利です。起点にしながら戦いましょう。
●その他の得意なポケモン
カイリキーは、その回転力と優秀な技構成によって、広範囲に有利に立ち回れます。具体的には、ラグラージ、デンリュウ、シュバルゴ、エアームド、アローラベトベトン、ニョロボン、モジャンボなどには、基本手には出し勝ちです。ただし、相手の大技には注意をしないと、突破されてしまうことがあるので、有利対面でも油断せずに戦いましょう。
基本的に苦手なポケモン
●毒タイプ
格闘技のとおりが悪い、フシギバナなどの毒タイプは若干苦手です。こちらが先行で場に出ていて、ゲージを貯めている状態であれば、突破可能なことも多いですが、ガチンコの殴り合いを挑むと負けます。
●エスパータイプ(エスパー技)
エルレイド・アーマードミュウツー・クレセリアなどには、ほぼ一方的にボコられます。こちらの格闘技のとおりが悪いですし、相手のエスパー技のとおりが良いので、なす術がありません。特に相手の技1(通常技)が「ねんりき」だった場合、それだけで削りきられてしまうので注意しましょう。
●ゴーストタイプ
フワライド・ゲンガー・ギラティナといったゴーストタイプのポケモン達は、格闘技に二重耐性(フワライドに至っては三重耐性)があるため、全く歯が立ちません。フワライドやゲンガーは、柔らかいので、「いわなだれ」で一矢報いることができますが、それでもやはり分が悪いので、避けるのが得策です。
●フェアリータイプ(フェアリー技)
トゲキッス・ピクシーといったフェアリータイプは格闘技に強いので、全く歯が立ちません。逆に相手の「あまえる」は「効果ばつぐん」で入ってしまうので、一方的にやられてしまいます。フェアリータイプとかち合ったら、逃げるのが無難です。
●その他の苦手なポケモン
カイリュー・ギャラドス・リザードンといった飛行タイプを含んでいるポケモンも、頼りの格闘技のとおりが悪いので苦手です。とはいえ、こちらも「いわなだれ」や「ストーンエッジ」で大ダメージを与えられる可能性はあるので、チャンスは0ではないです。ですが、防がれてしまうと手も足も出ないので望ましい対面ではないですね。
カイリキーのおすすめパーティー
エアームド・カイリキー・ラグラージ
カイリキーの苦手なフェアリータイプ、ドラゴンタイプ、エスパータイプ、あとはフシギバナをエアームドで見る構成です。回転の速いラグラージをパーティに入れることで、カイリキーのとおりを上げています。
エアームドで出し負けた際に、カイリキーやラグラージを投げることで、草タイプかエルレイドを釣ることができます。その釣ってきたポケモンを再登場のエアームドで起点にして、最後はカイリキーかラグラージのどちらかを通していきます。出し勝った際はもちろんですが、出し負けた際にもまくり筋を用意したので、割と勝ちやすい構成になっていると思います。
技構成は、エアームド(エアスラッシュ・ゴッドバード・ブレイブバード)、カイリキー(カウンター・いわなだれ・クロスチョップ)、ラグラージ(マッドショット・ハイドロカノン・じしん or ヘドロウェーブ)
カイリキーは弱点さえ突かれなければ、いろいろなポケモンと対等以上に渡り合っていける力があるので、使いやすいポケモンの一匹です。巣もありますし、野生やイベントでの出現率も高いポケモンなので、初心者が育てるにはおすすめのポケモンだと思います。実際、カイリキーは、スーパーリーグ・ハイパーリーグ・マスターリーグ、全てのリーグで活躍できる性能があるので、捕まえて育てておくと良いと思います。レイドやジム戦やロケト団戦でも活躍できるポケモンなので、腐らないポケモンとして、GBLのはじめの一歩に作ってみるのをおすすめします。
カイリキーの対戦動画(その2)
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最後にもう1つ、カイリキーを使った動画をあげておきます。
バトルの際の立ち回りの参考にしてください。あと、もし良かったら、このブログのブックマークとYouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします♪
今回の記事でお伝えした内容以外にも「こんな立ち回りがあるよ」だとか「このパーティが良いよ」などがある場合は、コメント欄で教えてくださると助かります。精査して加筆して行こうと思いますので、よろしくお願いします。