【スーパーリーグ】ピクシーの厳選とブレイクポイント!PVPでの弱点と対策!〔ポケモンGO〕
目次
ピクシーの対戦動画
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スーパーリーグでの長所と短所
長所
最大の長所は、フェアリーの中ではHPが高く「耐久性能が良い点」になります。また、フェアリータイプなので、弱点が毒タイプと鋼タイプしかなく、相手のパーティー構成次第では、壁役としての役割も持たせることが可能です。
更に、技1(通常技)に超高火力の「あまえる」を覚えることができるため、「あまえる」が効きづらい相手以外には、技1(通常技)だけでゴリゴリ圧をかけていくことができます。
短所
ピクシーは「あまえるが武器」と言って良いポケモンなので、「あまえる」が通りづらい相手にはきつい戦いになります。「あまえる」は高火力ですが、ゲージ増量が低いため、なかなか技2(ゲージ技)を撃つことができません。更にピクシーが覚えることができる技2(ゲージ技)も、重い技が多いので、その点も短所です。
主な立ち回り
弱点の少なさと高いHPで壁として使いつつ、超強力な技1(通常技)「あまえる」で、相手のHPをゴリゴリ削れるので、「タイプ相性で有利なポケモン」はもちろん、「耐久性能が低いポケモン」が相手ならば強く出ることができます。
しかし、ピクシーは「あまえる」が通用しない、鋼タイプ・毒タイプ・炎タイプに対しては強く出ることができません。また、技2(ゲージ技)も重い技ばかりなので、小回りが利かない分、初手で、鋼タイプ・毒タイプ・炎タイプにぶつかってしまった場合、基本的に、その後の展開を作るのが厳しくなるという側面もあります。
因みに、スーパーリーグ1位の個体は「攻撃0・防御13・HP15」になります。孵化でゲットしたピィは理想固体にならないので、理想固体値が欲しい場合は、野生か交換でゲットしましょう。
ピクシーは、相手に「どれだけあまえるが通じるか?が全て」と言って良いポケモンです。なので「あまえる(フェアリー技)」を軽減できる、鋼タイプ・毒タイプ・炎タイプとの対面では、基本的には分が悪いです。ですが、GOバトルリーグなどで、まだ「タイプ相性が分かっていない人」と対戦する際には、一方的に強く出ることができることが多く、初心者同士のバトルではおすすめです(もちろん、上級者でも不意に出てくるピクシーには焦らされることもあります)。
ピクシーの覚える技と特徴
技1(通常技)
※DPT 「1ターン毎に相手に与えることができるダメージ量」高いほど多くのダメージを与える
※EPT 「1ターン毎に貯められるゲージの増加量」ゲージ増加量の効率の良さを表している
●チャージビーム(電気)
タイプ不一致ですが、ピクシーが覚える技1(通常技)の中では、最もゲージ増量の効率が良い技です。なので、もしピクシーの技2(ゲージ技)の回転率を重視したいのであれば、「チャージビーム」を採用しましょう。ただし、実際に使っている人は少ないのが現状ですので、使い勝手はあまり良くないと思います。
●効果ばつぐん 水・飛行
●効果いまひとつ 電気・草・地面(二重耐性)・ドラゴン
●しねんのずつき(エスパー)
タイプ不一致の上、威力もゲージ増量も低いのでおすすめしません。
●効果ばつぐん 格闘・毒
●効果いまひとつ エスパー・悪(二重耐性)・鋼
●あまえる(フェアリー:タイプ一致)
実装されている技1(通常技)の中では、最も威力が大きい技です。「効果ばつぐん」の相手はもちろん、「等倍」の相手でも、ゴリゴリHPを削ることができます。鋼タイプ・毒タイプ・炎タイプ以外の相手には、脅威となる技なのでおすすめです。ただし、ゲージ増量は低いので、技2(ゲージ技)を撃つ機会は少なくなります。
●効果ばつぐん 格闘・ドラゴン・悪
●効果いまひとつ 炎・毒・鋼
●はたく(ノーマル)
現在は覚えることができなくなった技で「レガシー技」と呼ばれています。ダメージ効率・ゲージ増量共に低いので、基本的には不採用で良いと思いますが、「コレクション」としての需要はあると思います。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
技2(ゲージ技)
※DPE 「威力÷ゲージ消費で算出されたゲージ1あたりの威力地」技2の威力の効率の良さを表す。
●やつあたり(ノーマル)
ゲージ消費量が多く威力が低いため、おすすめできません。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
●おんがえし(ノーマル)
ゲージ消費量が多く威力も高いですが、「あまえる」を武器にした場合、撃つ機会はほとんどありません。タイプ一致の「ムーンフォース」の方が消費量も少なく高火力なので、基本的には不採用で良いでしょう。
●効果ばつぐん なし
●効果いまひとつ 岩・ゴースト(二重耐性)・鋼
●サイコキネシス*(エスパー)
相手の防御力を10%の確率で下げることができます。ピクシーが覚える技の中では「コメットパンチ」に次いで、ゲージが貯まりやすく、威力も申し分ない技なので、覚えさせておいても良いです。
●効果ばつぐん 格闘・毒
●効果いまひとつ エスパー・悪(二重耐性)・鋼
●マジカルシャイン(フェアリー:タイプ一致)
タイプ一致の強力な技ですが、対人戦においては「ムーンフォース」の劣化版なので、覚えさせるなら「ムーンフォース」がおすすめです。
●効果ばつぐん 格闘・ドラゴン・悪
●効果いまひとつ 炎・毒・鋼
●コメットパンチ(鋼)
同じ「フェアリータイプ」に打点を持つことができます。基本的にピクシーは、ゲージ増量の低い「あまえる」をメインに戦うポケモンなので、ゲージの貯まりが悪く、なかなか技を撃つ機会を作ることができません。ただ、そんな中でも「コメットパンチ」はピクシーが覚えられる技の中では、一番早く撃つことができる技なので、基本的には覚えさせておくと良いでしょう。
●効果ばつぐん 氷・岩・フェアリー
●効果いまひとつ 炎・水・電気・鋼
●ムーンフォース*(フェアリー:タイプ一致)
先程紹介した「マジカルシャイン」の上位互換です。30%の確率で相手の攻撃量を1段階下げる効果があり、威力も申し分のない技です。威力を取るか速さを取るかで、覚えさせるお良いでしょう。
●効果ばつぐん 格闘・ドラゴン・悪
●効果いまひとつ 炎・毒・鋼
技2(ゲージ技)は強力な技ばかりなのですが、重い技2(ゲージ技)が多いので、基本的には「あまえる」をメインで戦うことになります。なので「あまえる(フェアリー技)」が効きにくい相手には注意が必要です。ですが、初手対面などで優位を取れた場合、相手はポケモンを変えてくることが多いので、そういう場合は相手がポケモンを変えている隙にゲージを貯めることができ、強力な技を撃つことができたりします。また「あまえる」で最初のポケモンを倒した後に、技2(ゲージ技)を撃つという動きができることも少なくないので、「あまえる」だけで相手を倒せそうな場合は、技2(ゲージ技)を温存しておいて、裏のポケモンに当てていくのが良いと思います。
ダメージ倍率とタイプ相性
倍率 | タイプ |
×2.56 | |
×1.6 | ![]() ![]() |
×0.63 | ![]() ![]() ![]() |
×0.39 | ![]() |
×0.24 |
ピクシーは個体値の厳選が重要なポケモンです。というのも、個体値のバランスを少し変えるだけで「相手に与えるダメージ」や「こちらが受けるダメージ」をコントロールすることができるからです。
例えば、ピクシーの理想個体値は、先ほど紹介した「攻撃0・防御13・HP15」なのですが、個体値のバランスを「攻撃0・防御5・HP15」に変えることによって、マリルリへ与えられる「あまえる」のダメージが「11」から「12」に上がり、更に、相手の「デオキシス」の「カウンター」からのダメージが「4」から「3」に下がります。
このように、個体値のちょっとしたバランスによって、「相手へ与えるダメージ」や「相手から受けるダメージ」を変化させることができるので、対人戦に慣れてきたらシミュレーションを叩いて、微妙な個体値の差にも気を配るようにしましょう。与ダメや被ダメの調べ方については、こちらの記事と動画で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
基本的に得意なポケモン
●ドラゴンタイプ
フェアリー技が「効果ばつぐん」で入る上、相手のドラゴン技は「効果はいまひとつ」にできるので、ドラゴンタイプにはめっぽう強いです。GOバトルリーグ(スーパーリーグ)で人気のチルタリスなども、あっさり倒すことができるので、対面した場合は圧倒的に優位に戦うことができます。ピクシー相手に突っ張ってくるドラゴンタイプは、まずいないでしょう。
●格闘タイプ
フェアリー技が「効果ばつぐん」で入る上、相手の格闘技は「効果はいまひとつ」にできるので、格闘タイプにもめっぽう強いです。GOバトルリーグ(スーパーリーグ)で人気のチャーレムなども、あっさり倒すことができます。
●悪タイプ
フェアリー技が「効果ばつぐん」で入る上、相手の悪技は「効果はいまひとつ」にできるので、悪タイプにもめっぽう強いです。GOバトルリーグ(スーパーリーグ)で人気のブラッキーなども、あっさり倒すことができます。
●その他の得意なポケモン
とにかく「あまえる」が強力なので、相手のポケモンの技1(通常技)がピクシーに通りづらい場合は、基本的には優位に立ち回れます。耐久性能が高く対面をひっくり返す力を持っているデオキシスDに対しても強く出ることができるので、デオキシスDが苦手な人にはおすすめです。
基本的に苦手なポケモン
●炎タイプ
高火力の「あまえる」ですが、Aガラガラなどの炎タイプには、技を軽減されてしまうため、本来の威力を発揮できません。なので「あまえる」で相手のHPを削るのが最大の武器のピクシーにとって、「炎タイプは天敵」と言えます。
●鋼タイプ
メインウェポンである「あまえる」のとおりが悪いので、思うようにダメージを与えることができません。相手のポケモンにもよりますが、シールドを使い切れば、ある程度までゴリ押しできる対面もなくはないですが、基本的には、鋼タイプとの対戦は避けるのが無難です。
●毒タイプ
メインウェポンである「あまえる」のとおりが悪い上、相手の毒技が「効果ばつぐん」で入ってしまうため、分が悪いです。相手のシールドを削ることすらできずに、負けてしまう対面も少なくないので、絶対に毒タイプとは対峙しないように気をつけて下さい。
また、毒タイプの中には、フシギバナやウツボットのように草&毒タイプも少なくありません。草タイプと当たった場合は、相手の草ポケモンが毒タイプと複合になっているかどうかに注意しましょう。
●その他の苦手なポケモン
弱点を突かれているわけではありませんが、「はっぱカッター」を覚えたポケモン、トロピウスやキレイハナなどにも勝てません。相手の技の威力が強力すぎて押し負けてしまうのので、「はっぱカッター」を使ってくるポケモンには注意しましょう。
ピクシーの厳選とブレイクポイント
ピクシーのメインウェポンは「あまえる」なので、「1回の攻撃でどれだけダメージを耐えられるか?」は非常に重要な要素になります。
マリルリやデオキシスDなど、GOバトルリーグによく出てくるポケモンにブレイクポイントを持っているので、仮想敵に合わせて厳選するのがおすすめです。
ピクシー vs マリルリ
ピクシーのブレイクポイントその1は、マリルリへの「あまえる」のダメージを11から12に上げられる個体です。結果が大きく変わるので、マリルリを仮想敵に考えている場合は厳選をしましょう。
4096通りのうち、3833通りと多いですが、理想個体のピクシー(0-13-15)は、マリルリへのダメージを上げることができません。理想個体とは別に対マリルリ用の個体も用意しておきたいですね。
理想個体のマリルリと結果に大きな差が出る
ピクシー vs デオキシスD
ピクシーのブレイクポイントその2は、デオキシスDの「カウンター」のダメージを4から3に下げられる個体です。結果が大きく変わるので、デオキシスDを仮想敵に考えている場合は厳選をしましょう。
4096通りのうち、1775通りで、ピクシーの理想個体(0-13-15)もこちらに含まれます。攻撃に特化した個体は、デオキシスD相手には使わない方が無難ですね。
理想個体のマリルリと結果に大きな差が出る
マリルリへの与ダメ、デオキシスDへの被ダメを考えると、その両方を網羅した個体を厳選するのがおすすめです。更にデオキシスからのカウンターのダメージを3と考えると、ピクシーのHPは3の倍数ではない方が良いと言えます(べいるさん談)、そういった個体を厳選すると、ピクシーの個体は「0-5-15」が望ましいそうです。
個体値0-5-15のピクシーは、マリルリへの「あまえる」のダメージを11から12にすることができ、デオキシスDからの「カウンター」のダメージを4から3にすることができる。更にHPが151になるので、デオキシスDからの「カウンター」のダメージの倍数にならない。
ピクシーのおすすめパーティー
ピクシー・ナマズン・チルタリス
ピクシー・ナマズン・チルタリスの並びは、初心者が勝ちやすい構成になってます。ピクシーは、技1(通常技)の「あまえる」の攻撃力が高いので、初手でタイプ相性上不利なポケモンにあたらなければ、「あまえる」を連打するだけで多くのポケモンを倒すことができます。
初手で出し勝って、相手がピクシーの弱点である「鋼タイプ」や「毒タイプ」のポケモンに変えてきた場合は、ナマズンで後追いしましょう。普通に出し負けた場合は、相手の技1(通常技)が「毒技」か「鋼技」の場合は、チルタリスかナマズンに交代。相手の技1(通常技)が「毒技」か「鋼技」でない場合は、相手の技2(ゲージ技)のタイミングで交代受けがおすすめです。
ただし、出し負けの場合は、相手の裏のポケモン次第では一気に持ってかれるので注意が必要です。その際は、基本的にはピクシーを捨てて、ナマズンを大事にしながら、交代をうまく駆使して戦ってください。
尚、技構成は、ピクシー(あまえる・コメットパンチ・ムーンフォース)、ナマズン(マッドショット・どろばくだん・ふぶき)、チルタリス(りゅうのいぶき・ゴッドバード・りゅうのはどう)になります。
ピクシーは、得意不得意がハッキリしているポケモンなので、組ませる他の2体のポケモンは「ピクシーの弱点を補えるポケモン」にしましょう。尚、今回の記事や動画ではトップバッターとしてピクシーを使いましたが、ピクシーは最後に出しても強いポケモンです。GOバトルリーグでも、スーパーリーグ・ハイパーリーグの両リーグで活躍が期待できるポケモンなので、ぜひ、育てて使ってみてくださいね。